2022年6月15日

ひろこ
ひろこ
あなたの食の専属パートナー ひろこ です。
梅雨が明けたら、暑い夏の季節になりますね。薄着になると、体型が気になりだします。体型をすっきり見せたい場合、脂肪はちょっと邪魔に感じますね。
今回は、そんな脂肪について学んでいきましょう。

脂質(脂肪)とは

「余計な脂肪を取りたい」といった具合に、脂肪という言葉はよく使われる言葉ですが、実は厳密な定義が在りません。
脂肪の多い食事のと言えば、
油脂やその成分である脂肪酸を指し、
身体についた脂肪と言えば、蓄積された中性脂肪を指すといった具合です。
よって、その都度、意味合いが異なるので、文脈から読み取る言葉となります。

また、「脂肪」は栄養学的な「脂質」と同義で使われることが多いです。
脂質とは、
 ★中性脂肪
 ★コレステロール
 ★リン脂質
などの総称です。
食品に含まれる脂質の大部分は中性脂肪で、その他のコレステロールやリン脂質などは中性脂肪に比べれば微量です。
そのため、”脂質”といえば中性脂肪のことを指し、単に脂肪と呼ぶこともあります。

 

脂質の役割

脂質の体内での役割は、中性脂肪とそれ以外の脂質では大きく異なります。
中性脂肪の主な役割は
 ★生命の維持や活動に必要なエネルギー源になる
 ★脂溶性ビタミンの吸収を助ける
の2つです。
一方、コレステロールやリン脂質の主な役割は、
 ★細胞膜の原料
です。
コレステロールはこれ以外にも、
 ★カルシウム吸収を促すビタミンDの原料
 ★脂質の消化吸収を助ける胆汁酸の原料
にもなります。

 

中性脂肪の存在場所

食事から、脂肪、タンパク質、炭水化物などさまざまな栄養素を摂っています。
それらは、体内で分解され、エネルギー源となり、消費されます。
しかし、消費されなかったエネルギーは脂肪として体内に蓄積されます。
これが、いわゆる体脂肪です。
体脂肪は、エネルギー不足時に分解されてエネルギーを産み出す、いわばエネルギーの貯蔵庫です。
それ以外にも、臓器保護、身体からの放熱を防ぐなどの役割を担っています。
体内にある脂肪は、
 ★血液中の中性脂肪
 ★内臓脂肪
 ★皮下脂肪
 ★異所性脂肪
に大別できます。

血液中の中性脂肪

溜まると皮下脂肪になることが多い。

内臓脂肪

胃や腸などの内臓の周りにたまる脂肪。
ウイルスなどの異物が体内に入るのを防ぐ役割がある。

皮下脂肪

皮膚のすぐ下の皮下組織に溜まる脂肪。
飢餓に備えて、エネルギーを蓄える役割、体温調整の役割などがある。

異所性脂肪

本来、脂肪がたまるべきではない場所に溜まった脂肪。
皮下脂肪や内臓脂肪におさまりきらなかった脂肪が、肝臓、筋肉などに運ばれ、蓄積される。

血液検査値のみかた

標準的な血液検査で脂質の項目にあるのは、
 ★中性脂肪
 ★HDLコレステロール
 ★LDLコレステロール
の3項目です。
この3項目の中で、体脂肪に直結する項目は、中性脂肪です。
血液中の中性脂肪値が基準値を上回っている状態が続くと、体脂肪として蓄積される可能性が非常に高くなります。
中性脂肪値が高めの場合は、炭水化物や糖質を身体が必要としている以上に摂ってしまっている可能性が高いです。
主食、間食の内容の見直し、摂取量の見直しをお勧めいたします。

ひろこ
ひろこ
今回は、脂質のなかの中性脂肪にスポットをあててみました。
脂質には構造上の違いから、色々な種類があり、働きや身体への影響もそれぞれ違います。
次回以降、異所性脂肪の一つである”脂肪肝”について深堀したいと思います。
健康診断の結果の読み解き方をしり、健康管理に生かしたい方は、ベジフルにご相談ください!!

【参考文献】