2022年5月30日

ひろこ
ひろこ
あなたの食の専属パートナー ひろこ です。
世界の植物性代替食品市場は、 たんぱく質クライシスや温暖化ガスによる環境汚染といった社会背景から市場が拡大している雰囲気ですね。
そんな中、近所のスーパーで代替チーズを発見!! 新しい食材をみたら、取り合えず試す派なので、今回も試してみました。

代替食品に思うことのBlogもご参照ください。

市場

植物性代替食品市場は、代替肉、代替チーズ、代替ヨーグルト、代替アイス、代替乳使用飲料、代替魚、など様々なものがあります。
日本における代替チーズは、2007年頃からある様です。
マリンフードが、植物油脂を使用したチーズ代替素材『スティリーノ』を開発したのが初めのようです。
その頃は、乳アレルギーをもった方がターゲットだったでしょう。

ひろこ
ひろこ
先日、デパート内のスーパーの食品売り場に行ったところ、ビックリ!シュレッドタイプのチーズはいつの間にか植物性とうたった商品が席巻していていました。
反対に、近くのスーパーでは従来通りの動物性100%の商品が99%だったので、なんとなく安心しました。

Let’s 試食

サンプル

今回、試食する商品は、相模屋食料株式会社の『BEYOND TOFU シュレッド』です。
なお、この後は、代替チーズと記します。

比較対象は、ユニオンチーズ株式会社の『パルメザン入りミックスチーズ』にしました(特に理由はありません)。
なお、この後は、動物性チーズと記します。

調理前

両方とも見た目は、ほゞ同じです。
香りは、代替チーズの方が、酸っぱいにおいが薄く、マイルドです。
手へのべとつきは、代替チーズの方が、べとつきは少めです。
しかし、代替チーズの方が、チーズ同士の結着が強めで、ばらばらにし難かったです。

実食

今回はパンと餃子の皮で試してみました。

【パン】

パンの上に同量のせて、魚焼きグリルで加熱。
いつものパンのタイミングで取り出したら。。。
代替チーズは焦げてしまっていました。
食べて一口目の感想は、「マヨネーズ??」
口の中にまったりと残る感じが、マヨネーズっぽさを感じさせたのか、答えはこの段階では出ませんでした。

【餃子の皮】

焼き色のことも気になったので、餃子の皮で再チャレンジしました。

餃子の皮の上に同量のせて、魚焼きグリルで加熱。
今度は、代替チーズの方の焼き色が丁度いい頃に取り出せました。
このことから、代替チーズの方が焼き色が付くタイミングが早いことが分かりました。
食べた感想は、「やっぱりマヨネーズだ」
チーズの様な伸びもないし、焼きマヨネーズしか頭に浮かばない感じでした。
普通のチーズと交互に食べていて気が付いたのは、代替チーズはかなり甘く感じました。
チーズ特有の塩味、香りが無い分、マイルドな印象ですが、口にまったりと残ります。

栄養成分

二つの栄養成分を比較してみましょう。

原材料は、比べ物にならない位に、代替チーズの方が多いですね。
対して、普通のチーズは原材料1個と、根拠のない安心感を感じます。

次に、栄養成分を見ていきましょう。
代替チーズの方が、熱量は100kcal程低く抑えられています。
PFC比で比較すると、
 代替チーズ 3:43:54
 普通チーズ 25:74:1
と全く別物です。
代替チーズはたんぱく質が少なく、脂質と炭水化物が多い食材となっています。
対して、普通チーズは、脂質が最も多く、次いで炭水化物が多く、炭水化物はほゞない食材となっています。

全体的な感想

今回、食べた『BEYOND TOFU シュレッド』は見た目はシュレッドで、焼き色も綺麗について、食べる前まではチーズの雰囲気を損なっていませんでした。
しかし、一口食べると、チーズというよりは、マヨネーズに近い味でした。
口の中では、まとわりつくような、まったりさがあるので、好みが分れると思います。
また、チーズ特有の”温めると伸びる”といった特性が、『BEYOND TOFU シュレッド』には無かったです。
個人的には、チーズに期待する塩味が加わると、よりチーズっぽさがでるかなと感じました。

栄養成分の視点も含めて見ていきます。
動物性チーズを食べたいけれど、カロリーが気になる方にはお勧めと言えます。
塩分も、100gあたり0.3g控えられているので、大量に使用する場合は、代替チーズに変えるのも”あり”かもしれません。
しかし、食パン1枚に満遍なく乗せると30g程度です。
換算すると、0.1g弱なので、期待する程の減塩にはならないかもしれません。
スライスチーズ1枚(平均10g)を使用した方が、塩分摂取量を控えられる可能性が高いです。
PFC比の視点で評価すると全く別物となっています。
栄養成分に配慮したい方は、必ず確認した方がいいです。

 

ひろこ
ひろこ
今回、試食して痛感したのは、従来の動物性食品を節度をもって食べ続けたいということでした。
どの食品にも、その食品のイメージがあります。見た目や味が、総合的にみて、本家にかなり近いとなったら納得できると思います。もしくは、その代替食品が、いち食品として美味しさが評価できるものであれば、納得出来るのだと思います。今回の商品では、どちらにも当てはまらなかった感じです。
食品を買えるということは、その食品を作る原材料があって、作ってくれている人たちがいるからだと、改めて感謝の気持ちを持てました。