2021年9月14日

近年ぐっと馴染み深くなった東南アジアの料理。なかでもタイ料理は専門店も増えてきました。以前は、タイ料理といえば、トムヤムクンやココナッツミルクを使ったタイカレーがメジャーどころでした。最近の注目株と言えば、ガパオライスではないでしょうか。外食が気軽に出来ない中で、レトルト食品やソースも各社から発売されていますね。
そんなガパオを手に入れたので、レシピ紹介とあれこれです!!
ガパオとは?
ガパオは、ホーリーバジルとも呼ばれるハーブの一種です。
普通に見かけるミント、バジル、ローズマリー、パセリ、紫蘇などと同じハーブの部類です。
スーパーでバジル、パセリ、紫蘇などはよく見かけますが、ガパオは見たことが無い方が多いと思います。
私がガパオを意識したのは2年以上前のことです。
西新橋で弁当のテイクアウト店を経営していた時に、「巷でガパオライス見かけること多くなったなぁ」と思い新メニューに入れようと思った時でした。
その時のガパオライスの印象は、今まで4軒位で食べたけど、どれも味が一定でなく、美味しい!!って思える店は一軒も無かった😅といった、良くない印象でした。
そんな印象の中、レシピを調べて、日本の大多数の店ではガパオの替わりにスイートバジルを使用していることが多いことが判明しました。
そう、日本ではガパオライスでなく、バジルライスをガパオライスとして販売しているケースが多いのです。
そりゃ、味が一定になる訳ないよ!
加えて、タイ大使舘の公式レシピに「ガパオライス」ものなるメニューは存在しません。
確かに、パセリライスって言われたら、「白飯にパセリでも混ぜたの?」ってなりますよね。
今回のレシピの場合は、「カウ」⇒ご飯、「パッ」⇒炒める、「ガパオ」⇒ガパオ、「ガイ」⇒鶏肉で、『カウ パッ ガパオ ガイ』ということになるようです。
そんな、色々とあるガパオライス。ガパオが手に入ったのでガパオライスを作ってみたいと思います!!
ガパオライスのレシピ
材料は以下の通りです。
味付けは、絶対的なものは無く、色々とある様です。
要はガパオが入っていればガパオライスと名乗って良いのだから、当たり前といえば当たりまえ。
タイの料理なので、タイらしく唐辛子とナンプラーは最低限入れることにしました。
【材料(一人分)】 | ||
(ガパオ炒めの具材:炒め順) | (調味料) | (添え物) |
油 3g | ナンプラー 4g | ご飯 150g |
にんにく 6g | オイスターソース 3g | 目玉焼き 1個 |
唐辛子(乾燥) 1g | 顆粒鶏ガラ 1.5g | ベビーリーフ 5g |
鶏もも(皮無し) 80g | 砂糖 3g | きゅうり 10g |
玉ねぎ 45g | トマト 25g | |
いんげん 15g | ||
パプリカ 10g | ||
ガパオ 4.5g |
【作り方】
①にんにくはみじん切り、唐辛子は小口切り、玉葱とパプリカは細切り、鶏肉は1㎝角に切る。ガパオは茎と葉を分ける。
②フライパンに油を引いて、にんにくと唐辛子を炒める。
③香りが立ってきたら鶏肉も加えて炒めて6割ほど火が通ったら、玉ねぎ、いんげん、パプリカを加えて8割ほど炒める。
④調味料を加えて炒め、火を止める直前にガパオの葉を加えて軽く炒めたら、出来上がり。
⑤お皿にご飯、ガパオ炒め、目玉焼き、リーフレタス、きゅうり、トマトをそれらしく盛って出来上がり。
栄養バランス

ベジフルのレシピはご家庭の味付けに近い濃さになっています。
野菜も、肉も、米も、程よくとっていれば、ザックリでいい感じのバランスに整います。
一回の食事で完全を求めると大変なので、1日の食事でバランスをとっていくことをお勧め致します。
自炊の場合の工夫点は、
✓ 食物繊維を補いたいのであれば、白米を玄米に変えたり、雑穀米に変更する。
✓ ビタミン類の不足は、他2回の食事で今回食べなかった野菜を食べる。
✓ カルシウムの不足は乳製品などで補う。
✓ n6系、n3系の脂肪酸の不足は、他の2回の食事で豆類や魚類を食べる。
などを行えば、1日で必要な栄養素を過不足なく食べることが可能です。
ちなみに、市販のガパオライスは、野菜量が少なく肉が多めで、味付けも濃いので、上のようなレーダーチャートにはならない可能性が高いです😅
