2021年9月1日

ひろこ
ひろこ
あなたの食の専属パートナー ひろこ です。
目の前に管理栄養士がいるのに、「管理栄養士おすすめって書いてある野菜ジュースだから間違いない」と全否定された経験があります。
やっぱり、野菜買ってきて、調理して、食べるって面倒なことなんですかね?

野菜飲料の変遷

私が子供のころの野菜ジュースと言えば、キューサイの青汁かカゴメの野菜ジュースかトマトジュースと言ったところでした。
私は、カゴメの野菜ジュースの独特の苦みが好きでした。
最近の”甘くて飲み易い”みたいなものは、無かったです。

日本での野菜飲料の流れは、
 1933年にカゴメがトマトジュース発売。
 1973年にカゴメが野菜ジュース発売。
 1992年頃に伊藤園のキャロットジュースが流行。
 同年に、今の野菜ジュース市場の大半を占める”野菜・果実ミックスジュース”が各メーカーから発売される。
 2004年に一日分の野菜、野菜一日これ一本など一日分の野菜が摂れますよ的な商品が発売される。
 2012年に海外発の新トレンド的にスムージーが流行りだす。
といった具合です。

実は近年、野菜飲料市場は伸び悩み、市場全体では減少傾向にあるそうです。
無糖炭酸飲料の市場が拡大したりと、健康志向の路線が変わってきているのでしょうか?

なぜ野菜飲料を飲むのか?

以前、西新橋で弁当とスムージーのテイクアウト店を経営していました。
スムージー飲み放題の環境なのに、試作で作ったスムージー以外は飲んだことが在りません。はい。
私の生活には、スムージーって馴染まないんですよね。
なぜって、野菜や果物は食事で充分とっているので、わざわざジュースにしてまで飲みたいとは思わないからです。

野菜ジュースの購入理由は
 ✓ 野菜不足を補う
 ✓ なんとなく体によさそう
 ✓ 手軽に栄養素を摂取できる
 ✓ 一度に多種類の野菜・果物が摂取できる
 ✓ 美味しい
が多いようです。
また、新型コロナウイルス感染症流行で、
 ✓ 日常の食生活で手軽に体調管理したいという意識が芽生えた
 ✓ 野菜飲料を野菜摂取だけでなく“栄養摂取”や“保存性”として見た
などの価値観の変化なども購入する理由になっていると思われます。

このような動向をみると、食事に限ったことではありませんが、消費者は効率を重視している傾向が強くなっていると感じます。

管理栄養士目線で見た野菜飲料への評価

野菜飲料もビネガードリンク同様に、健康効果を求められている様に思います。
食品や食材には機能はあっても、効果はありません。

よって、野菜ジュースを飲んでいると聞くと、
 身体に気を使っているのかな?
 野菜を食べていないことを自覚しているのかな?
と思うだけです。

野菜飲料のパッケージをみると、色々な情報が、所せましと書かれていますね。
プラスのイメージをピンク枠、マイナスのイメージを青枠で囲ってみました。

メーカー側は、
「野菜飲料は原料野菜の全成分を含むものではありませんが、不足しがちな野菜を補うためにお役立て下さい」
野菜をしっかり食べる事が理想的ですが、不規則な食生活で野菜が不足しがちな方にお薦めいたします」
とマイナス部分をしっかりと書いています。
しかし、消費者は、フードファディズムを持っていたり、バイアスをかけてくれるので、メーカー側も法律に則って書くべきことを書いていてもさして問題ないといったところです。

野菜飲料をお勧めできないのは、メーカー側も示していますが「原料野菜の全成分を含むものではない」ことにあります。

そんなこと言って、スムージーを販売していたなんて、矛盾している!!って思われても致し方ないですね。
市販の野菜飲料との大きな違いは、「果物と野菜だけを材料に、ブレンダーで作ったスムージーを販売していた」ことにあります。
「砂糖や蜂蜜などの甘味料は使用せず、野菜と果物を氷水と攪拌しただけ」でしたので、野菜そのものに近い商品を提供していました。

アドバイス ~血糖値と血圧に着目~

今回のBlogを書くきっかけになった方は、血圧がやや高めで、血糖値もやや高めの方でした。

ひろこ
ひろこ
血圧が高めなのでカリウムも積極的に取って欲しいのですが、野菜や果物はとっていますか?
管理栄養士お勧めの野菜ジュースを飲んでいます!!
翔さん
翔さん
ひろこ
ひろこ
ジュースは、品質を均一化するためにも不溶性食物繊維が取り除かれていることが多いです。そうすると、糖の吸収を邪魔する食物繊維の量が減って血糖値も上がりやすくなるんですよね。
でも、管理栄養士お勧めって書いてあるの選んでいますよ!
翔さん
翔さん
ひろこ
ひろこ
う~ん、血糖値高めの方にはジュースは薦められないんですよね。
そうなんですか?
翔さん
翔さん

面談時間が限られる中では、完全にフォローは出来なかったと思われます。
野菜が主材料でも、液体状で、さらに不溶性食物繊維が取り除かれていると、通常の野菜を食べるよりも血糖値の上がりは早くなってしまいます。
この血糖値を上げやすい形状になっていることが、お勧めできない一番の理由です。

ここで、食事の仕方別にアドバイスをいたします!!

自炊習慣が無く、外食で食事をする方には、サラダの利用をお勧めします。
サラダの小鉢は100円前後でつけれることが多いですね。
同じ値段でも、ご飯を大盛にするのではなく、あえての野菜を追加。これで、体重コントロール、血糖コントロールがしやすくなりますよ!!
ちなみに、お浸しやボイルされた野菜にはカリウムの含有量が少なくなってしまっているので、サラダやスープの計上でとることをお勧めいたします。

自炊習慣が無く、総菜やコンビニなどで食事を調達する方には、カット野菜の利用をお勧めします。
最近は1袋100円強で購入できるので、野菜飲料と価格は大差ありません。
毎日、違う種類のカット野菜を食べれれば、バッチリです。

調理が面倒で野菜を食べない方には、調理があまり必要ない野菜や果物の利用をお薦めします。
ミニトマトなどは洗うだけで食べられますね。
包丁の利用が面倒でなければ、人参、胡瓜、セロリ、大根などはスティック野菜にして一品にしてはいかがでしょうか。
咀嚼回数も増えて、カロリーを抑えつつ、満腹感が出ると思います!!

 

ひろこ
ひろこ
管理栄養士おすすめって書いてありますが、この商品のどの様な所を薦めているのかが全く書かれていないことに疑問を持って頂きたいです。