ひろこ
ひろこ
なたの食の専属パートナー ひろこ です。
栄養や健康の情報があふれ、何が正しいのか判断がつかない状況になっていますね。
正しい栄養の知識と食べ方を知って欲しいという思いから、管理栄養士の立場から科学根拠に基づいた情報”栄養の知識の泉”を発信していきます。
”栄養の知識の泉”の第一弾は『栄養とは』です!

はじめに

私たち人間は生きていくのに、約50種類の必須栄養素を過不足なく摂取する必要があります。
現在の日本は、食物が溢れており、お金に糸目をつけなければ食べたい物を食べられる状況です。
色々な食物の中から、自分に必要な食物を選択する必要がありますが、その重要性を理解していますか?
適当に食べても、ホメオスタシス(恒常性)の機能により、すぐに致命的な状態になる訳ではありません。毎日同じ食事をしなくても、暴飲暴食をしても、気にしないうちに体調が保たれている事に不思議を感じませんか?

一生付き合う自分の身体を作っていく食事。
生きていくのに欠かせない食事を、真面目に考えてもいいのではないでしょうか?
正しい栄養や食事の知識を、一人でも多くの人が教養レベルで身に着けている世の中になればと思います。

 

1.栄養とは

栄養とは、生体が食物などを摂取して、その成分を消化、吸収、代謝することにより、生命を維持し成長、発育して生活を営む一連の状態をさします。
そして、摂取すべき成分を栄養素といいます。

ひろこ
ひろこ
お客様から「その食材にはどんな栄養があるの?」とご質問を受けることがあります。厳密にいえば、食物には特定の栄養素はあっても、栄養はないのです😅

人間栄養でも書きましたが、同じ人でも体内の状態がまったく同じといった事はありません。
よって、同じ食物を食べても、栄養価が高いか低いかは、摂取する人間側の状態によって栄養的価値は異なるともいえます。
例えば、日頃からビタミンCを含む食品の摂取が不足状態にある人には、ビタミンCを含む食品の摂取する価値があり、栄養価の高い食品と言えますが、十分摂取している食習慣をもつ人には、栄養価の高い食品とは言えないのです。

 

2.栄養素とは

栄養素には、主として生体の構成成分になるタンパク質、生体の活動源となる炭水化物と脂質の三大栄養素があります。
これらは、エネルギーを産生することからエネルギー産生栄養素ともいわれます。
三大栄養素に、代謝調整の役割をするビタミン、生体の構成成分や調整を司るミネラルを加えて、五大栄養素と呼びます。

3.食物の成分と栄養

私たちは、日常的に食事により食物を摂取してエネルギーと栄養素を獲得し、生命活動を営んでいます。
食物は人間に必要な栄養素を補給してくれますが、それぞれの食物が持っている栄養素は異なります。
つまり、人間にとって必要なすべての栄養素を適正に含有する「完全栄養食品」は、自然界には存在しません。
だから、人間は色々な食物を食べる雑食という形態をとっているのです。
色々とある食物の中で、何を、どのくらい摂取すれば健康的な状態を保てるのかは重要な課題とも言えます。

ひろこ
ひろこ
先日、オランダ癌研究所が、これまでの医学では知られていなかった臓器がヒトの喉の奥に見つかったことを発表しました。今でも、ヒトの身体のすべてが、病気の治療法が解明されている訳ではありません。もちろん、栄養のことも発展途上です。最近で言えば、「コレステロール値が高い人は卵を食べてはダメ」といった食事制限は過去のこととなっています。このように、栄養の分野においても日進月歩です。あなたのお役に立てるように、常に新しい情報を発信します!!

【参考文献】
中村丁次 著 『楽しく分かる栄養学』